紙のダイアリー

主にカードゲームについて書き連ねる予定です

【WIXOSS】簡易ルリグ対策ノート 〜ディソナ1弾編〜

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各センタールリグ毎の大まかな対策をまとめていこうと思います。追記等でこのノートを豪華にしてくださる方がいらっしゃいましたら、Twitter@8miya3reiまで連絡をお願いします。

デッキリストはWIXOSSBOX様より。WIXOSSBOX〜ウィクロスセレモニー優勝・入賞デッキレシピまとめサイト

 

好評であったり、協力者が多くなってきたら他のルリグにも着手していこうと思います。

 

ユキ

【サンプルリスト】

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(2023.3.21 WCホビーステーション川崎店 優勝 :ウルシハさん)

 

【概要】

・アシストルリグにマドカ、マキナorナナシを置いた白黒青の構築が主流。

・マキナの場合は《マキナスマッシュ》、《マドカ・ダブ》に加え、センターのエクシード4、《黒点の記憶》によって得られるシグニバリア×2+ルリグバリアによる5面防御をほぼ腐ることなく使うことができる。

・ナナシの場合は防御面数を4に下げる代わりに、《ナナシ・ご選択》によって状況に応じたリソースや要求を作ることが可能であり。柔軟かつ手堅い戦い方が可能である。

・相手のリソースを縛る力が高いのも特徴。パートナーシグニである《コネクト//ディソナ》を中心にパワーラインの高い盤面を作り、バウンスによる要求やデッキボトムに送る盤面除去によって、手札とエナを両方縛りに来る。

 

【対策】

・序盤は《イシガメ》や《ノヴァ//ディソナ》、《ギロチン》によって高めのパワーラインを形成されやすい。アシストのLv1の力も借りながら、2点要求よりも3点要求を意識して攻められる内に攻めたい。

・Lv3に乗られてからセンタールリグの効果で1点ずつ取られていると、ダメージレースで苦しい差を広げられることになる。ダメージを受けたくない状況では、盤面にLv1のシグニを残さないように立ち回りたい。

・リソースを縛りに来た場合、どこかで一気に相手の打点を受けてエナや手札に変換することも視野に入れておきたい。毎ターンのエナチャージと手札の枚数を常に天秤にかける必要があるだろう。

・《コネクト//ディソナ》の課税は、アタック開始時に能力がトリガーしている場合は効果を消されても問題ない場合がある。消されて大問題になるランサーやアサシンで要求する際は、《コネクト//ディソナ》の課税1エナ分を余計にカウントして溜めるか、《バン//ディソナ》などを使って除去するかして攻め手を欠かさないようにしたい。

・不意の《ドーナ//ディソナ》によるルリグ連パンには注意したい。《蒼黒GAIA》入りだと突然鯖を弾き飛ばされて空中2点で負けてしまうため、ピースの状況は常に警戒しよう。

 

【ひとくちメモ】

序盤から攻めつつ、攻め手が途切れないようにリソースを管理していこう。

 

 

黒点タマ

【サンプルリスト】

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(2023.2.26 ディソナ祭 優勝:ぬめさん)

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(2023.4.9 WCTCバトロコ川崎 優勝:ばぐさん)

 

【概要】

・柔軟かつ無難という印象のルリグ。ディソナシグニの特徴とターン1の除去能力、エクシード4による盤面構築力からゲーム全体を通して殴り合いのゲームになることが想定される。

・《デストロ//ディソナ》のcip能力、黒点のターン1起動能力によって盤面が直接トラッシュに送られることが多く、思っていよりエナがもらえない場合がある。

・メインピースは《黒点の記憶》か《DEATH DECK》が選択されている場合がほとんど。しかし、その器用さから様々なピースを採用できるため、全てをケアするとなると少し難しい部類だろう。

 

【対策】

・オープン時にドリームチームピースか《DEATH DECK》かを瞬時に判断しておきたい。黒ルリグ2枚の構築の場合、リフレッシュによる1〜2点の追加を狙っていることを念頭に置いてプレイしよう。

・シンプルに殴り合いを仕掛けてくるデッキであるため、単純な攻防で押し負けないようにしたい。自分の防御アシストがフルで使えるようにリソース(特にエナ)を管理しつつ、時にはLB期待の1手を挟むことも視野に入れて立ち回ろう。

・相手の盤面がそれほど硬くないことが多い。こちらの攻撃時、3面要求ができる場合は積極的に狙っていこう。

・エクシード4による盤面形成が一度約束されているため、ハンデスし切っても盤面を作ってくる可能性は非常に高い。相手の《ディソナンス》や《unknown memory》も十分に3面要求を作るパーツとなり得るので、リソースを絞る場合は徹底的に絞る必要があるだろう。

・《カゴメカ》を最も使いやすいルリグである。そのため様々なLv3ディソナシグニで攻めることができる。トラッシュ送りに限らず《ウムル//ディソナ》などのアタックトリガーでエナを与えない要求を作ったり、《オリゼル》や《まほまほ//ディソナ》で一気にデッキを破壊する盤面を作ったり、《バン//ディソナ》を吊り出して耐性を貫通したりと、選択肢は多い。相手のトラッシュを見て、どんなリーサルプランがあるかを予測しながら動きたい。

・上記に付随して、早めに相手のトラッシュを無くしてしまうリフレッシュはかなり有効に働くことがある。プランとしてデッキに組み込んでいる場合、少し早めにリフレッシュに入れさせて打開策を封じるのも手。

 

【ひとくちメモ】

殴り合いに付き合いつつ、自分のデッキの付加価値を押し付けよう。

 

花代

【サンプルリスト】

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(2023.3.12サブマリンフェスタ YS町田  優勝:たんちゃんさん)

 

【概要】

・破壊力が高く、ランデスとライフクラッシュから無理矢理にでも詰めに行くことができる超攻撃型ルリグ。

・アシスト白黒の《USH》採用によるリフレッシュダメージ+エクシード4によって、ダメージレースを優位に保つ構築がほとんど。特にアシストにウリスがいる場合、《ウリス・スケアー》、《ウリス・アフリクト》に加え《USH》があるためデッキ破壊枚数は確定してるだけで脅威の18枚。初期手札、ライフクロス併せて12枚を消費している中でこの落下枚数は、何か特別な対策札を用意してない限り確実にリフレッシュ圏内と言える。

・1枚分程度のリソース不足であれば、ターン1起動で解決できてしまう。ギリギリに見えて《シークラ//ディソナ》のLB等で間に合うことも。

・Lv3以降は《シークラ//ディソナ》の能力でLBもエナも失ってしまう展開に陥りやすい。《Go To the Top》の採用も多く見受けられ、4〜6エナくらいは容易に持っていかれると見ていいだろう。

・最後にアタック開始時にアサシンがダブクラを付与する能力。適当に立てたディソナシグニも要求になる上、防御手段を先に捨ててしまうとダブクラに襲撃されるという鬼畜仕様。

 

【対策】

・攻撃力が秀でている反面、防御面数は少ない事が多い。アシストウリスであればほぼ2〜3面の防御しかない上、序盤に立つシグニのパワーは低いため、こちらも短期決戦を見据えて攻めの手は緩めたくない。

・リフレッシュは対策札(主に《イノセントバトル》、《Lancer in the Dark》)を採用していない場合、1回は覚悟してゲームプランを組み立てたい。採用している場合、相手の《ウリス・アフリクト》プレイ前になんとか挟み込むように使う事で1面防御の付加価値を与える事ができる。

ランデス力は高いものの、1ターンで焼き切れる限界値は現状6と見ていいだろう。エナを潤沢に構え切ってランデスを受け流すことが可能であれば、エナを積極的に伸ばしていこう。デッキによっては、0〜1エナで確実に守る事ができるアシストの採用やどうしても厳しい場合は《ゼノ・クラスタ》を採用してみるのも手。

 

【ひとくちメモ】

相手にターン数を与えないように、エナを伸ばしながら戦おう!

 

メル

【サンプルリスト】

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(2023.2.26 ディソナ祭 4位:だいじんさん)

 

【概要】

・ほとんどがアシストにマキナ、LIONを置くビートダウンの構築。アシスト、エクシード4によって5面防御を実現している。また、花代同様、ディソナのシグニであればなんでもSランサーにして攻撃できるため、3以降の要求も安定している。

・ピースは《Colorful Wish》と《スーパーヘルエスタセイバー》を採用し、鯖を2回回収できるようにしている事が多い。ガード回数が2回増えるというのも、メルの安定感向上に一役買っている。

 

【対策】

・メルの安定感、5面防御実現の根底には「リソースを奪われなければ」という前提条件がつく。ピースによる回収、エナ伸ばしが得意であっても、必要なリソースが多くハンデスランデスによって崩せる場合が多い。《ララルー//ディソナ》で白や黒エナを抜くなど、有効なアクションは多い。

・上記について、特別なカードを採用していない場合でも《ズットモ》や《アイビー》の引きが悪かったり、無理な要求で手札を消耗していたりすると防御力が崩れる場合がある。一枚でも多くリソースを要求できる盤面作りは心がけたい。

 

【ひとくちメモ】

相手にフルに防御を使わせないよう、リソースに圧をかけて戦おう!

 

みこみこ

【サンプルリスト】

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(2023.3.21 WCホビーステーション川崎店 2位:シロネコさん)

 

【概要】

・アシストにマドカ・エクスを置き、ハンデスランデス両方を狙う構築が主流。リソース面を崩されながら点数要求を重ねてくるため、リソース管理と防御両方を同時に考えさせる青ルリグ界の革命家。

・とにかく《ミコオシ//ディソナ》が厄介。1枚で2枚ほどのハンデスが可能である上、手札がなければシャドウ(lv3シグニ)によって場持ちを良くしてくる。かなり処理に困るカードでもある。

・cip、エクシード4はきゅるきゅるーん特有の相手プレイヤーに選択を委ねる能力。1ミスを誘発しやすく、良くも悪くもゲームの流れを決定づけてしまう1手になりやすい。

・重鈍なコントロールも可能で、ランデスの代わりにエナを与えない要求やシグニ処理をしつつ、じっくり攻めてくるデッキタイプも存在する。

 

【対策】

・cip、エクシード4に対する選択は、構築段階で決め打ちしてしまうのも手。cipでは2ハンデスを受け入れ、エクシード4は大人しくシグニを返す事が損失を最低限に抑えるものではある。しかし、みこみこ側の要求がなくなってきていて、4エナ払うと相手の要求が足りなくなる場合や、相手の手札が非常に多く、手札を捨てたところでどうしようもない場合など、例外も存在する。基本択を決めておきつつ、ゲームの流れを見ながら臨機応変に変えていきたい。

ハンデスランデスの両立と書いたものの、ある程度順序がある。みこみこのドロー制限の関係上、ハンデスをしてからランデスの動きをしたい事がほとんど。ハンデス仕切れなかったところを、みこみこ親衛隊の上から5〜6枚手札を残せると理想的。

・基本的な対《エクスクロスファイア》を実践すること。アシストエクスの場合は決め打ちして進行する。Lvの高いシグニを要求に使うこと、エナに自分のセンターと別の色がある場合、優先的に使うことを意識したい。

・エナを0にしてしまう事は絶対に避けたい。ターン開始時のドロー枚数が1になってしまうと、打開したくてもできなくなってしまう。

・《ミコオシ》は除去できるタイミングで確実に除去しておきたい。軽量除去アシストを採用している場合は、点数要求をしている《ミコオシ》を優先的に狙うと良し。

・重鈍なコントロールタイプを相手にする場合、リソース回収ターンを集約して打開していきたい。2ターン分の要求が続くとかなりこちら側に傾く展開になる。

 

【ひとくちメモ】

リソースが尽きないように立ち回り、隙を見てカウンターを叩き込もう!

 

 

おわりに

タメになったでしょうか、タメになった方はRTや引リツで拡散して頂けると嬉しいです!

「まだまだだね、教えてやるよヘタクソ」って人は、TwitterのDMにコッソリ貼っておいてくれると、追記枠として書き足しておきます。よろしくお願いします!

 

先述の通り、好評であれば別のルリグも作っていこうと思います!

 

それでは皆さん、本日はこの辺で。

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

元ネタ:りぜあすノート()