明けましたおめでとうございます。ぱっくです。
今日の話題は、最近ディーヴァセレクションの大会に出たら見ない日はない原子デウスというアーキタイプについてです。
なぁ、みんな。こいつ本当にどうしてるんだ…?
いやマジで。
原子デウスって?
オーソドックスなものはセンターをデウス、アシストにマキナとマドカを置いた、原子クラスのシグニを中心にハンデスと面要求を両立させたデッキになります。
↓勉強用に自分で組んだサンプルリストがこちら
(なんか変なのが混ざってるのは内緒ね)
横浜で開催されたディーヴァグランプリ辺りから姿を表し、有識者によって洗練されてきました。
このデッキの核として《H2》と《H2O》の2枚が挙げられます。
「アタック時ハンデスかドローを選択できて、相手ターン中に1度だけ効果除去耐性を持ったシグニがなんでパワー13000なの?」って話よ。多分これは「2枚使っても面要求にならないし、ま、これぐらいしてもええやろ!w」という開発の優しさが窺えます。ありがたいですね^ ^
でもね、
おーい、4弾で出したノーコストアタックトリガー付与ルリグの存在忘れてもうてますよ〜!!
あれかな!「LCだしまぁ耐えるか!w」みたいな考えがあったのかな!
セレクターみんなピカピカ大好きだし、LCの紙使わんやろ!って思ったんかな!
アニメでもヘイト集まりそうなメスガキっぷりだったし、そんな使わんやろみたいな感じだったのかな!
もう全っっっっっっっっっっ然無理!環境デウス一色ですやん。
1/12の秋葉チェルモのセレモニーの結果見ました?
形は違えど1位から4位まで全部デウス!!
うーん最強!!
じゃっ!!みんなも使おうセンターデウス!
…は、ヤバくねぇか?
考えてみよう。《H2O》率いる原子&最強センタールリグのデウスTAG TEAM GXに付け入る隙を…!
1.対《H2O》
まず第一の問題、《H2O》の上から点が取れなければゲームの舞台に立つことができません。
はっきり言っておきます。《H2O》の上から点を取る事がスタートラインです。オールスターの対アンみたいな感じですね。《コンテンポラ》を退かして初めてスタートラインに立つみたいな。
現実的に《H2O》の上から点を取る手段としては、以下の項目が考えられます。
①《H2O》を退かす
②無視して突っ込む
③《H2O》を踏む
①退かす
《H2O》の耐性は対戦相手のターン中にのみ付与されます。よって、自分のターン中、わかりやすく言うと「相手のアタックフェイズ中にアシストルリグやLBを用いて除去する」ことが最もオーソドックスな除去手段になります。《エクシア》の対策と同様になります。
ここで意識しなければならないことは、パワーが13000である事。パワー12000以下等の制限があるアシスト等では除去できません。「《H2O》を退かす」ことに焦点を当ててアシストを選択する場合は気をつけましょう。
「じゃあ、《H2O》除去できなかったら、その面は返しの自分のターンで除去できないの?」と思った方、実は抜け道があります。それはパワーマイナスです。
パワー0になったシグニはルールによってバニッシュされますが、《H2O》の下敷きを耐性を使っても《H2O》のパワーは0のまま、普通にバニッシュされます。
ただ、1枚でパワー-13000できるのは《バックラー》のLBくらいで、他は大体2枚以上の組み合わせでパワーを下げていく必要があります。リソースは限りなく少ない状態で《H2O》の除去に挑むことになるので、「メインデッキのカード1枚+ルリグデッキのカード1枚」「メインデッキのカード2枚」で《H2O》を除去できるように調整してみましょう。
例:
《ご選択》起動と《グラムcip》
《マイアズマラビリンス》と《葉加瀬》
(《マイアズマラビリンス》1枚から1面退かせるので結構オススメです!)
《ツヴァイダガ》起動+《アンミラ》cip
(トラッシュ15枚以上のみという制約はあれど、《H2O》を1面除去しつつ1面踏みに行けます。)
②無視して突っ込む
アサシン等を使って強引に点を取りにいきます。最後の一点とかで役に立つこともしばしば。
まーたDXMのカードだよ。イかれてんな
《テングザル》は《マドカクラップ》の影響を受けずに点が取れます。すごい。
③踏む
パワー13000以上のシグニでシンプルにアタック。点は取れないけど、何もできないよりは幾許かマシなので、覚えておきましょう。ランサーもかなり有効な点要求になります。
実は倒せるシリーズ。デウスに対してかなり強烈なメタ性能を誇っています。
また、《カーニバルメモリア》のcipを使って退かすことや、単純に《H2O》に2回除去を当てることも、デッキによっては視野に入れておくといいでしょう。
(なんかすげー簡単に退きます。リル等ロストレージ組での使用はかなり相性がいいかも!)
2.ゲーム序盤の展開
①序盤
原子デウスのゲーム序盤は、《Pa》や《BP》、《マキナウィングスラッシュ》を用いてゴリゴリ3面開けてきます。「なんで?」って思う方も多いと思いますが、大丈夫です。みんな思ってます。
リソースに余裕があると《random bad》や《ブルーノ》を絡めてハンデスしてくることも。「イカれてない?」って思ったそこの貴方。貴方の感覚は正しいです。イカれてます。
(2月のWPは戦争)
(最有利対面:買取カウンター)
しかし、原子のシグニで序盤の要求を組んだ場合、相手の盤面のパワーラインは大体5000以下になります。《ランスロット》や《ローメイル》でも十分要求できるラインになっている場合は素直に殴り合いましょう。取れる点を取りこぼすと後で悲惨なことになります。
一点だけ気をつけなければならないのが、《Heg》の存在です。こいつだけはレベル2でパワー8000とそこそこの盤面強度を持ちながら、バトル以外でバニッシュされると相手のルリグをダウンしてきます。
ルリグアタックを詰めに持ってくるデッキでは特に脅威ですが、それ以外でも鯖1回分の防御になったり、ハーモニーを不発させられたりと厄介な選択肢を持っています。
退かしてまで地上1点を取りに行くか、踏むにとどめるかはその時の手札や相手の見えてる鯖の枚数等と相談しましょう。
②Lv3に乗る直前
原子デウスは《H2O》を並べるのが盤面強度的にもかなり強いことから、3に乗る前のターンに《マキナスマッシュ》を防御で合わせることが多いです。もし、シグニのパワーラインを13000以上にしながら要求できる場合、このターンに多少無理をして要求面のパワーを上げることも有効です。
3.防御面の穴を突く
①《マドカクラップ》の裏を突く
原子デウスの大型防御である《マドカクラップ》は、ダウン耐性によって貫通することができます。先述の《テングザル》や、新弾の《ナイチール》なんかが持っていますね。
また、ゲーム全体を通してリソースを絞る動きを心がけることも有効です。1ターンで一気に絞ろうとすると《ゼノクラスタ》で回復しながら防御されてしまうので、気をつけましょう。
最近流行り始めた緑t原子デウスの大型防御は《メルインビジブル》ですが、これについては現状貫通が難しいものになっています。誰だよ余計なモン入れやg…
原子デウス側も進化しています。こちらについてはもう少し研究してからブログにまとめられたらと思います。
②LBをケアする殴り方を考える
原子デウスのLBの中で凶悪なものを二つ紹介します。
↑本当にバカ。僕はセレモニーで原子デウスミラーでこれ3枚捲って勝ちました。
↑下手したら3面守られる。どうして「出は発動しない」って一言つけてくれなかったのか。
《H2O》を始め、原子デウスのLBにはトラッシュや手札から場に出して防御するLBが結構入っています。そのため、アタックするときは「要求になっていない面→空いている面→空いていないけど要求になっている面」の順で殴るのが好ましいでしょう。
《random bad》のLB捲ってしまったら、ケアできない場合は知りません。ばかあほしねって言いながら帰って枕を濡らしましょう。
おわりに
取り敢えず自分がデッキを組んだり、実際に対戦するときに気をつけていることを書き連ねました。しかし、ここに書いたことは基礎の基礎に過ぎません。対戦を重ねていけばいくほど、イレギュラーに直面することもあると思います。ここに書いたこと通りにプレイすることが悪手になることさえ有り得ます。
そのため、まずは自分で使ってみることをオススメします。《H2O》アホみたいに高いけど、友達とフリーする分にはこんなもんプロキシで十分です。
ディーセレを健康的に楽しむためにも、ある程度の割り切りはかなり大切です。どうやったって無理な状況が発生し得るのがディーセレです。それはもう仕方ないとして、次に向けて切り替えることの方が大事です。1ミスが負けに直結することも多いので、目の前の試合に集中しましょう。
原子デウス側も進化していることを忘れないでください。常にアンテナを張ってとは言いません、しんどいしね。ですが、入賞したデッキに新たなカードが採用されていたら、そのカードの採用意図を考えるのもめちゃくちゃいい勉強になります。セレモニーで勝とうと決心したら、WIXOSSBOX眺めて強そうなデッキを探したり、新しく採用されたカードを見つけたりして上手く調整してみましょう。
WIXOSSBOX〜ウィクロスセレモニー優勝・入賞デッキレシピまとめサイト
↑そんな素敵な箱への入り口
ディーヴァグランプリ2ndの延期もあり、少し熱が冷め気味なディーセレ、僕はこのゲームクッソ好きなので盛り上がってくれと心から祈っています。
それでは今回はこの辺で!
今後は鍵垢から投稿するので、拡散していただける方は適当にリンク貼ってツイートしていただけると嬉しいです!
↓ここから先は雑記、読みたい人だけ
編集後記
・1月セレモニーの調子がバリバリ良かった
2ヶ月半めちゃくちゃ真剣にディーセレに向き合った結果、個人で初の入賞を正妻ヒラナと飾ることができました。やったね。
(シロネコ、本当にありがとう)
・1月 君津ディーセレ 2位
・1月 秋葉チェルモディーセレ 2位
・まほまほ杯 総合4位
今年の目標を一つ、1月で達成できて嬉しかったです。
・社会復帰目前
精神的にも結構落ち着いてきており、社会復帰の準備も始めています。
うつになってから、職場の先輩方とは一切顔を合わせておらず、連絡も取っていない状況なので不安は残りますが、休んでいた分少しでも頑張れたらと思っています。
ご心配をおかけしました。これからは皆さんと同じ苦しみを分かち合いながら生活していきますので、よろしくお願いいたします。