紙のダイアリー

主にカードゲームについて書き連ねる予定です

【WIXOSS】ちょっと愚痴っぽいリメンバとアンの考察

ボンジュール(こんにちは)、ボンソワール(こんばんは)、略してボンジューソワール。ぱくしんです

…しょーもない挨拶はさておき、受験が無事終わりました。これからWIXOSS完全復活に向けて頑張ります

さて、今回は構築のお話ではなく、ちょっと陽の目を浴びていないルリグについて語りたいなぁと思います



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そう、リメンバとアンです

多分Lostorageから参戦された方は「?」って思うかもしれませんのでこのブログの主旨を掴んでいただく為に軽く説明します

「アン?リメンバ?知ってるよそんなもん!」って方は飛ばしても大丈夫です

【リメンバ】

ウルトラジャンプのプロモが初登場なので、知らない人もいるかと。Selectorシリーズのスピンオフである「Selector infected WIXOSS -peeping analyse-」に登場するルリグ。ピルルクである水嶋清衣がセレクターだった頃のルリグ。詳しいことは読んでくれ

ルリグタイプ〈リメンバ/ピルルク〉の二種類を持っていますが、リメンバ限定は[羅星 ホロスコープ]しかいないのでほとんど誤差

相手のシグニを凍結する、凍結状態のシグニがいるとき〇〇するといった効果を多く持っています

色は白ですが、デッキに入る多くのカードは青なので、[幻竜 グリアナ]を苦手としています

因みに僕の好きなルリグでもありますw

【アン】
初登場は4弾。「Selector spread WIXOSS」でふたせのルリグとして登場していたはず…(うろ覚え)
和装の似合う美人系ルリグとして根強い人気がある印象ですね

戦法は鉄壁の防御で相手の攻撃を極力通さず、地道に勝利を目指していくようなもの。勝つルリグというよりは負けないルリグといったデッキタイプですね。まあ2止めアンという暴力の限りみたいなデッキもありますが今回は省略します

色は緑。ですが、グロウコストに白を要求されます。ですが、緑美巧シグニの中にエナの美巧シグニを白エナとして活用できたり、白美巧シグニを使ったりして誤魔化して来ましたが、リメンバ同様[幻竜 グリアナ]にヘイトを溜めているようです


【こいつら何が問題?】
全てのルリグに得手不得手があるのは承知の上で話させて頂きます

一番の問題点は「色」です

色はWIXOSSにおいてかなり重要なファクターだということは既に御存知だと思います

リメンバとアンはグロウコストにそれぞれ自身以外の色を要求してくるルリグです。この事によって

・[幻竜 グリアナ]によるグロウ阻害
・[イノセント・ディフェンス]や[コードアート †ALCA†]のサルベージ対象が皆無(リメンバ)
・デッキ構築時の色バランス調整

といった弊害が発生してきます


【問題点~リメンバ編~】
まずはリメンバからいきましょう

リメンバのデッキを構築しようとすると、青:白(マルチ)=3:1くらいの割合になります

その中で、リメンバのルリグを0~4まで使うときに、グロウコストで白エナを2枚要求されます


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この際、ルリグの色は白で、デッキから引いてくるカードは主に青となっています

この状況が絶望的なまでに[幻竜 グリアナ]に弱くなっていることを象徴しています。リメンバを使う際に0~3までピルルクを使うのが常套手段ですが、リメンバ好きの僕では少し物寂しさも覚えます

基本的にリメンバはルリグタイプピルルクを持っているので、[THREE OUT]や[CRYSTAL SEAL]でリソースを繋いでいるのですが、グリアナがいるとそのドロソに歯止めが掛かってしまい、エナを使った戦いができなくなってしまいます



さらに、ピルルクとの決定的な差として「シグニのサルベージ手段が0に等しい」事があります

以前は[コードアート CL]を使ってスペルを乱打して無理矢理引き込む事ができたのですが、今やそれも叶いません

なので、下級だけでなく、試合中何度も盤面に立てたいシグニ([コードアート MPP]や[幻水姫 ダイホウイカ]などなど)を複数枚採用したり、[フォーカラー・マイアズマ]を採用し、一回限りのサルベージを可能にしたりして対策しなければなりません

これが、構築時においてかなり制限の加わるデメリットだと思います

【問題点~アン編~】
アンにおいて僕はエアプ8割位なのでお許しください

アンはリメンバとは異なり、盤面を維持することがかなり容易です
パワー14000のスペル、アーツ以外耐性に加え、バニッシュされたときにコストを払うことで帰ってくるという究極的な壁が並びます

ですが、攻撃力がかなり低いのが問題点です(2止めアンは(ry)

多くのWIXOSSPARTYでは制限時間が設けられていて、相手の攻撃力が中途半端だと時間内に試合が終わらず、下手したら両者敗北…なんてことも

只でさえ時間がかかるのに、長考なんてしたら対戦相手にもあらぬ誤解を受けてしまうかもしれません



アンの色は緑ですが、グロウコストやシグニの効果、アーツのコストの多くに白エナを要求されます

そのため[幻竜 グリアナ]や[捲火重来]などで防御手段を奪われてしまいます

これの何が問題かというと、アサシンやランサーによる強引な点取りに大して無力になってしまうということです

遊月、花代爾改、緑子はアサシン、ランサーを用いた強引な点取りに加えて、ランデス(相手のエナを焼くこと)が得意です

ランサーだと戦闘でシグニをバニッシュしたときにライフクロスを効果でクラッシュするため、アサシンだと正面のシグニを無視して直接ライフを割りに来るため、[コンテンポラ]の耐性も[スイボク]の即刻蘇生も関係なく点が取られてしまいます

WIXOSSは「相手の防御の選択肢を削っていく」ことで勝利が近づくゲームですが、アンは相手の息切れが来るまで生き残ることが前提なのに対して、遊月などはランデスによって防御手段を圧倒的な速さで削っていきます

【じゃあどうなればベスト?】
恐らく、リメンバ使い、アン使いがこぞって喜ぶ強化は「グロウコストで使用される色をルリグに与える」ことです

例に出すと遊月やピルルクのような2色ルリグにすることですね

これによって前述の問題点のほとんどは解消してしまいます

しかし、これは正直期待できないレベルの強化だと思っています

何故なら、アンとリメンバにこの色を与えてしまうと簡単に4面防御が達成されてしまうからです。リメンバだと[ピンチ・ディフェンス]と[ドント・エスケープ]が、アンだと[霧散霧消]と[ピンチ・ディフェンス]が盾2以下でフルパワーで撃てるようになります

遊月は赤と緑、ピルルクは青と黒
赤は[火福糾縄]、黒は[アンシエント・ゲート]なので、防御アーツとしての役割はありません。[ピンチ]や[ドエス]がかなり厄介な防御手段であり、多くの青や白デッキで採用されています

6弾LRで登場したこれらのアーツがフルパワーで使えるとなると、前代未聞の防御ができるようになってしまい、そのパワーバランス調整のために今まで出てこなかったものだと推測しています


【展望】
今後、ピルルクはアロスピルルクとして青の凶蟲を獲得していくので、ピルルクのおこぼれを授かっていたリメンバにとっても変化の時が来ています

同様にアンも18弾以降でのテコ入れ(コイン入手によるアーツ枠の広がりなど)があると思います

まずは「グロウコストに要求される色を持ったルリグカード」の登場に期待したいですが、本当に登場する可能性は低いと思っています

次点での希望は、リメンバではやはり「リメンバを使う意味」があるような何か(曖昧)、アンでは「攻撃意欲のあるカード」の登場でしょうか。この辺は人によって違ってきますが…

特にリメンバは前述のスピンオフ漫画も終わってしまい、アルフォウと共に忘れられることを恐れて震えています(何かLostorageアニメに声付きで出てきたけど)

Lostorage組も役者が揃いつつあり、本格的に14弾までの分のリードがあるSelector組に追い付いてくるのも時間の問題かと思います

そんな中でもWIXOSSというコンテンツの中に登場する全てのルリグに少しでも活躍の場が生まれてくれれば幸いかなぁと思います


長々と愚痴とも捉えかねない文章を書き連ねましたがこの辺で筆を置かせて頂きます

不遇なルリグたちに幸あれ

それではまた

何か質問等あればTwitter
@pakushin_sep



P.S
最初の挨拶はYouTubeでゆっくり実況をしてるある動画の丸パクリです。その人の動画は更新ペースが絶望的だけど面白いのでよかったら探してみてね